宝石加工・宝石鑑定の資格

宝石や鉱石を研磨加工するのにはとくに公的な資格はなくてもよいのですが、古物商の認可が必要になるケースがあるため、買い取りや販売の形式によっては公的認可が必要です。

しかし、趣味の延長線として宝石加工を行うのに資格は必ずしも必要とせず、加工する装置、機械さえあればどなたでも宝石加工は可能です。また、そこから宝石アクセサリーをハンドメイドして販売することもできます。

宝石の価格・価値を変動理由

これは免許や資格がなくてもできることですが、やはり資格があったほうが信頼が高まり、売れる可能性が高くなるのは言うまでもありません。

この宝石加工を学ぶには、順を追って学ばせてくれる学校、専門学校はありますが、非常に高額で参入しにくい上に、専門の研磨機械がないといけませんでした。近年は、手のひらサイズ、ペンサイズの加工機械も作られており、小さなものであれば個人でも加工できるようになっています。

この諒設計アーキテクトラーニングの宝石鑑定資格講座は、宝石加工の基本と技術を最初から学べる通信教育として用意されており、今までとっつきにくかった宝石加工、ハンドメイドへの応用なども可能となる資格講座です。

誰でも学べる宝石鑑定通信講座

この通信講座は宝石加工専門学校のように閉じられたものではなく、日本全国、どなたでも宝石と宝石加工の基本を学ぶことが可能です。宝石鑑定の技術も多少身につけられるので、宝石に関わる仕事に就きたいと考えている方にはとくにオススメの資格講座です。

事前にカリキュラムをチェックすることが可能です。鑑定に関する知識や宝石に関する知識を深め、ハンドメイドや宝石加工をより自信を持ってできるようになるでしょう。

宝石鑑定資格講座と資格の概要・受験資格まとめ

この諒設計アーキテクトラーニングの通信講座はどなたでも学べるというのが魅力で、試験を受けて合格した一部の人しか学べないという障壁を少しだけ取り払ったようなものになっています。

学べる内容は本格的な専門学校でプロから学べるものに比べると劣ってしまうことは否めませんが、初心者向け、趣味目的で宝石を扱いたい方にとってはぴったりの資格です。

この資格講座はスペシャル講座と通常講座に分かれており、スペシャル講座を79800円で受ければ2つの資格を試験免除で同時に取得することもできます。まさに趣味にぴったりといった仕組みなので、趣味的に宝石を学びたい方、ハンドメイド品の販売に資格の肩書を役立てたい方にはとくに最適です。

宝石はいつの時代も魅力的

宝石を扱う仕事は時代に関係なく一定の人気があります。金やダイヤモンドは常に価値が高く、エメラルドやアメジストなども需要は常にあります。この宝石鑑定資格は趣味で取得しても、長くそのスキルを生かせるという魅力があります。

宝石研磨でハンドメイド作品を販売可能

一度取得して数年しか使わない資格とは異なり、宝石鑑定資格は一生役に立つので、講座を通して学んで資格を取り、そこからさらにステップアップしていけば宝石商としての道や本格的な宝石鑑定士のような仕事も請け負えるようになるかもしれません

宝石を仕事にするための第一歩として活用できるのがこの宝石鑑定資格の魅力なので、初心者のための最初の一歩としてぜひチャレンジしてみてください。

さらに、宝石鑑定資格があればカルチャースクールや生涯学習センターなどで講座を開くことも可能です。宝石鑑定、宝石加工の知識を広める講師として活動する方法もあるので、資格があるというのは大きな強みになります。

通信講座で簡単に学べて肩書として資格が生かせるので、すでに講師をしている方や、宝石アクセサリーの教室をやっている方はさらに集客につなげられるかもしれません。

近年はハンドメイドにも使われる

宝石は以前は高価なアクセサリーにしか使われなかったのですが、比較的安い原価で手軽に、インターネットから購入できるため、ハンドメイド品にも個人で使えるようになっています。

ハンドメイド品でもガーネット、エメラルド、アメジスト、アクアマリンなどがあるとより魅力的なアクセサリーを作れるようになります。

カボションカットとは|球面を作り出すカット

ただ金型を使って、アクセサリーを作るだけでは高く売る事はできないものですが、宝石をキレイなかたちで埋め込むことができると、販売価格はハンドメイドと言っても高い金額で販売する事も可能になり、売上にも貢献してくれるようになります

ハンドメイド品をフリマアプリなどで売って利益を得たい方にとっても宝石鑑定資格は役立てられます。原価で仕入れた宝石が本物かどうか見分けたり、実際に加工していくときに美しく研磨することも可能でしょう。

個人で宝石をハンドメイドに入れられるとしたら、販売単価は数千円から数万円くらいにまで上げられる可能性もあります。資格を取得し、品物、商品の魅力をしっかり伝え、品質も十分に高いものが作れるようになると、それだけで仕事にすることも可能でしょう。

宝石の知識で仕事もステップアップ

すでに宝石加工の現場で働いている方は、この資格を取得することで、少しでも自信につなげられるでしょう。宝石鑑定の知識だけではスキルを証明するのは難しいこともあり、宝石関係の事務仕事、仕入れ仕事など鑑定士のサポートをするだけの仕事で満足できないことも多いです。

宝石は自宅で個人でも加工できる

資格があると、鑑定に関する知識があることを示せるようになり、現場で得られる経験を合わせることで、実際のハンドメイドの仕事や個人で始める仕事でも役立てられるでしょう。

とくに日本の山梨県は宝石加工の人気が高いため、宝石の仕入れや加工技術を学びたい場合は、そうした地域の会社に転職することを考えるのもよいでしょう。

ただし、無資格ではなかなか思い通りの転職はできないので、資格取得、実務経験を少しづつ積んでいって、現場で働けるようにすると良いでしょう。この宝石鑑定資格だけでは仕事ができることの証明にはなりませんが、初心者にとっての学習、宝石鑑定のステップアップにはきっと役立ってくれるはずです。

宝石デザインの基礎を学べる

諒設計アーキテクトラーニングの宝石鑑定資格講座では、宝石鑑定に関する知識、宝石に関する知識を身につけられるので、宝石関係のデザイン、CADを駆使したデザインもできるようになるでしょう。

トパーズの特徴・解説

3Dデザインやライノセラスなど最新のCADソフトを駆使する事が多いですが、基本的な操作や設計段階の気をつけることはあまり変わりません。宝石の硬度を無視して不可能な造形をデザインしても意味はありません。宝石の割れやすさや加工難易度なども考えてデザインできないと、CADをいじるのもただの遊びになってしまいます。

宝石デザインの基礎としての知識も身につけられるのがこの宝石鑑定資格の魅力です。宝石デザインはそこまで難易度は高くはないですが、宝石という高価で高い技術が必要になるものという少し変わった背景があるモノに関しては安易なデザインがしづらいものです。

近年のレーザー加工機や家庭でもできるレベルの3D加工装置に安全に高品質な造形をさせるためにも、石そのものの知識とデザイン上の特殊な知識、実務で得られる経験は欠かせないものです。

【感想】アクセサリー作りに役立つ知識が手に入った

元々ハンドメイドで、ブレスレットやネックレスを販売していたのですが、いまいち売上が伸びなくなってきて、単価が高いアクセサリー、オーダーメイドの指輪やネックレス、ブレスレットを請け負うようになりました。

一応本物の石を仕入れていたつもりだったのですが、目の肥えているお客さんからの口コミでレプリカの石を使っているという声を頂いてから、より慎重に石選びをすることになりました。

それまではネットで仕入れた石を使用していたのですが、鑑定能力がなかったため、仕入先が偽物をませて来ていたことに気づけませんでした。二度とそのような失態を侵さないために、本物の宝石鑑定をするスキルを学び始められそうだった宝石鑑定アドバイザーや鉱石セラピストの資格を取ることにしました。

知識はあったので学ぶのは簡単でしたが、資格の肩書があるというだけでお客さんからの対応は変わり、売上は再び伸びるようになってきて嬉しいです。

鑑定ミスは割とあることのようなので、トラブルがあってからは鑑定できる宝石、鉱石を使うようにし、鑑定できない石に関しては、プロの意見や鑑定書をもらってから買い付けするように気をつけています。

資格の肩書があるおかげで評判も少しずつ良くなっているようなので、慎重に、冷静に、一つ一つ丁寧に作り上げていこうと思っています。

【感想】自分のショップに資格を書いて箔が付いた

宝石といってもアメジストやアクアマリン、タイガーアイなどを少し加工して販売するというショップをやっていたのですが、だんだんとできることも増えてきて、評判も上がり、知名度が高まってきてお客さんの質も変わってきたように感じたため、きちんとした資格が無いとダメだと思い、講座に申し込みました。

デザイン、宝石加工、アクセサリー作りは元々できたのですが、これといって資格や免許は持っていなかったのでひとまず資格を取ろうと思っての受験でした。

内容は簡単でしたが、テキストはしっかり作られていて、初心者の方には暗記することが多すぎて大変だろうなと思いました。私の場合は、サクッと講座を終了して、自分のショップに資格を書き込めました。

地域のフリーマーケットなどで販売する時にもこの資格があるので、チラシや案内の紙に資格を書け、箔が付くようになりました。やはり何の資格もない状態のときよりは評判がよく、石の説明をする時にも相手がしっかり納得してくれているようでした。

資格を持っているとアピールし始めると女性だけでなく、男性も買っていってくれるようになったので、最近は男性向けのアクセサリーも作るようになりました。

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